月別アーカイブ: 2014年11月

神学論争と統一原理の世界シリーズ21

第五章 救世主(メシヤ)について 2.イエスはなぜ十字架にかかったのか? イエス・キリストの十字架はキリスト教信仰の中核をなすものだ。それは、救い主が全人類の罪の贖いのために、自分の生命を犠牲の供え物として捧げた出来事で … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳50

第6章 修練会に対する反応(1) 身体的な強制(「肉体の拘束」「脳のコントロール」「生物学的な感受性」などの形による)が、ある人がムーニーになる原因であるという証拠は見いだせなかったので、私の次の疑問は、精神的な強制が引 … 続きを読む

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神学論争と統一原理の世界シリーズ20

第五章 救世主(メシヤ)について 1.イエスはどんな人物だったのか? イエス・キリストとは誰か? という問いかけに対する答えは、今日、大きくは二つのカテゴリーに分けられる。それは「史的イエス」と「信仰のキリスト」と呼ばれ … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳49

第5章 選択か洗脳か?(12)  表5で示されたデータ、そして米国におけるフルタイム・メンバーの数が数千人を超えたことはなさそうだというまさにその事実は、「誰もが免れない」というような大げさな主張を排除する(注65)。そ … 続きを読む

カテゴリー: 「ムーニ―の成り立ち」日本語訳

神学論争と統一原理の世界シリーズ19

第四章 救いについて 4.救われるとはどういうことか? ほとんど全ての宗教が何らかの形での「救い」を人々にもたらそうとし、また多くの人々が「救い」を求めて宗教の門をたたく。しかし一言で「救い」といっても宗教ごとにその意味 … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳48

第5章 選択か洗脳か?(11) ここで統一教会の高い失敗率の証拠と、その意味合いについて簡潔に調べてみよう。 統一教会の修練会に参加した誰かが運動に参加しないとき、彼の経験は「幸運な脱出」として描かれるか、あるいは忘れら … 続きを読む

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神学論争と統一原理の世界シリーズ18

第四章 救いについて 3.なぜ神は今すぐ世界を救わないのか? 聖書によれば、人類始祖アダムとエバが、禁断の木の実を食べることによって堕落したことが罪悪の始まりとされている。しかし、それから救世主であるイエス・キリストが来 … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳47

第5章 選択か洗脳か?(10) 手順 変数を分離することは、実際には理論ほど簡単ではない。私は、変数の全てが、多少の差はあれ、特定の結果に関与して(そして実際には、相互に作用して)いるらしいということはよく分かっていた。 … 続きを読む

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神学論争と統一原理の世界シリーズ17

第四章 救いについて 2.信じるだけで救われる?(その2) 「信じる者は救われる」という宗教の主張に対して、一般人が違和感や拒絶感を抱く理由の一つは、その発言によってその宗教の外部にいる人々の倫理や道徳、および善行などの … 続きを読む

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