人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」カテゴリーアーカイブ

シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第8回

結論 人権思想を基盤とする民主主義制度がキリスト教文化圏の中から生まれたことは決して偶然ではない。それはイエス・キリストの説いた「隣人愛」を実践するための社会制度にほかならないからである。イエスは言われた: 「心をつくし … 続きを読む

カテゴリー: 人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?

シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第7回

日本の場合 現在日本においては、「日本国憲法」によって基本的人権としての個人の信教の自由が保障され、国家と宗教がそれぞれ独自の領域を侵さないという分離型の政教関係が明示されている。そして同様のことが「宗教法人法」において … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第6回

アメリカの場合 「政教分離」とは、一つの国家の中に様々な宗教を内包する近代国家において、政権が特定の宗教と結びつかないように定められた原則であるが、一口に「政教分離」と言っても実は二つのタイプがある。ブルジョワジーが王権 … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第5回

イギリスの宗教改革 イギリスにおいてはヘンリー8世の時代に、ヨーロッパ大陸からヒューマニズムと共にプロテスタント思想が渡ってきて、オックスフォード大学の知識層を中心に広まっていった。そしてヘンリー8世の3人の後継者である … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第4回

フランスの宗教改革 ヨーロッパにおける宗教改革はドイツにおいてルターによって始められ、カルビンによってスイス、フランスへと拡大された。カルビン自身はフランス人であったが、フランスにおいてプロテスタントは厳しい禁制にあった … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第3回

ルターの宗教改革 前回は、人権思想のルーツが「万人祭司」を説いたルターの宗教改革(1517年)にあり、万民が神の前に平等であり、誰もが良心を通して神の声を聞くことができるという宗教改革の根本原理こそが、まさに近代民主主義 … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第2回

近代民主主義の出発点としてのピューリタニズム 人権思想の本質とは、「人権は国家や政府によって国民に与えられるものではなく、それ以前に、天賦の権利として一人ひとりの人間が生まれながらにして持っているものである」と捉えるとこ … 続きを読む

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シリーズ「人類はどのようにして信教の自由を勝ち取ったか?」第1回

このブログのテーマは「洗脳」や「マインドコントロール」といった概念の虚構性と非科学性を暴くことにあるが、それは同時に「信教の自由」を守るための戦いでもある。 後藤徹さんに対する拉致監禁事件の民事訴訟の勝訴(1月28日、東 … 続きを読む

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