執筆者紹介


魚谷俊輔(うおたに・しゅんすけ)

1964年千葉県に生まれる。東京工業大学工学部化学工学科卒。1991年に米国ベリータウンにある統一神学大学院に入学。95年に同大学院神学課程を修了。2000年に日本に世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)が創設されるにともない事務次長に就任。現在、天宙平和連合(UPF)日本事務次長。全国各地で「平和大使セミナー」の講師を務める。

著書に『神学論争と統一原理の世界』(光言社)、『統一教会の検証』(光言社)、訳書にジュンヒョン・パク、アンドリュー・ウィルソン著『理想家庭の指標』(光言社)がある。編集協力した書籍には、朴普煕著『証言(上・下巻)』(世界日報社)、増田善彦書『「マインド・コントロール理論」その虚構の正体』(光言社)、大塚克己書『出エジプト記研究』(光言社)などがある。

2009年より、統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗問題に本格的に取り組み始め、「拉致監禁対策日本委員会」の一員として国際的に活動する。国際カルト研究協会(ICSA)や新宗教研究センター(CESNUR)が主催する国際会議に参加し、この問題に関するプレゼンテーションを行ってきた。

2010年より、大学における「カルト対策」と称するアカデミック・ハラスメント(教職員による学生へのパワーハラスメント)の問題に取り組み始め、「カルト」や「マインド・コントロール」などの概念が学問的にも法的にも確立されていない「レッテル」に過ぎないものであることを大学生たちに啓蒙する活動を開始する。2012年9月20日~22日にモロッコの地方都市エル・ジャディーダで開催されたCESNUR国際会議では、日本の大学における宗教迫害の実態を報告した。