月別アーカイブ: 2015年1月

神学論争と統一原理の世界シリーズ30

第七章 終末について 2.終末はいつ来るのか? イエス・キリストは再臨の預言を残して昇天した。そこで歴史上多くのキリスト教徒たちが、今こそは再臨の時であると信じて待ち望んだ。しかしそれらの運動のほとんどが、失望と落胆のう … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳59

第7章 環境支配、欺瞞、「愛の爆撃」(2) 接触の激しさと回心者が入会するスピードは、一般的にいって、西に行くほど大きい。スカンジナビアの人々はしばらく自分で熟考する時間を持つことが多いが、カリフォルニアの人々は運動に出 … 続きを読む

カテゴリー: 「ムーニ―の成り立ち」日本語訳

神学論争と統一原理の世界シリーズ29

第七章 終末について 1.天変地異やハルマゲドンはあるのか? オウム真理教の事件以来、「ハルマゲドン」(注1)に象徴されるような終末思想の危険性が指摘され、世間一般には「破壊願望」や「精神異常」と結び付けてとらえられるよ … 続きを読む

カテゴリー: 神学論争と統一原理の世界

アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳58

第7章 環境支配、欺瞞、「愛の爆撃」(1) 前章では、ム-ニ-たちは明らかにゲストの修練会体験についての解釈のすべてをコントロールできているわけではない、というよりは、その大部分をコントロ-ルできていない、ということを見 … 続きを読む

カテゴリー: 「ムーニ―の成り立ち」日本語訳

神学論争と統一原理の世界シリーズ28

  六章 歴史について 4.左翼と右翼の起源は聖書にあった? 右脳と左脳 最近ちょっとした「右脳ブーム」が起こっている。(注1)七田眞氏(注2)の『超右脳革命』とか、同氏と船井幸雄氏(注3)の共著になる『百匹目 … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳57

第6章 修練会に対する反応(8) 第一章で述べたように、ムーニーたちは時折、私の研究にはほとんど意味がないと言った。というのは、彼らが統一教会にいる本当の理由は、神あるいは霊界がそこに導いたからだというのである。宗教的な … 続きを読む

カテゴリー: 「ムーニ―の成り立ち」日本語訳

神学論争と統一原理の世界シリーズ27

第六章 歴史について 3.なぜ歴史は繰り返すのか? 「統一原理」は、歴史は繰り返すということを主張しており、これを「歴史の同時性」と呼んでいる。「歴史の同時性」という言葉で思い出すのは、日本でも非常によく知られているイギ … 続きを読む

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アイリーン・バーカー『ムーニーの成り立ち』日本語訳56

第6章 修練会に対する反応(7) アメリカ人にとって「統一原理」の第一章(そして「歴史」)が相対的に重要になっているのは、カリフォルニアでの「統一原理」への導入の初期段階に見られるように、宗教的な側面よりもむしろ社会的側 … 続きを読む

カテゴリー: 「ムーニ―の成り立ち」日本語訳

神学論争と統一原理の世界シリーズ26

第六章 歴史について  2.歴史はどのように繰り返しているのか? 前の節においては、歴史の繰り返しということに関して、「統一原理」を過去の代表的な歴史観と比較しながら述べたが、ここでは統一原理のいっている「歴史の同時性」 … 続きを読む

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