霊感商法とは何だったのか?」カテゴリーアーカイブ

シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」07

霊感商法(3) 3.「霊感商法」とはシンクレティズムである 世間から「霊感商法」と呼ばれた一連の現象が持っていた宗教的な意味を一言で述べるとすれば、それは一種のシンクレティズムであったと結論づけることができる。私が「霊感 … 続きを読む

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シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」06

霊感商法(2) 2.「霊感商法」が行われた時代と販売の主体  『「霊感商法」の真相』における古田元男氏の説明によれば、「霊感商法」が社会問題化したあと、「17年間に亘って取り扱ってきた主力商品である大理石壷や多宝塔等の輸 … 続きを読む

カテゴリー: 霊感商法とは何だったのか?

シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」05

霊感商法(1) 1.「霊感商法」に関する公式見解 いわゆる霊感商法とは、「人に死後あるいは将来のことについて、あることないことを申し向けてその人に不安をあおりたて、その不安につけ込み、普通の人だったら買わないようなものを … 続きを読む

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シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」04

シンクレティズム以前:教会草創期 2.立正佼成会との出会い  統一教会草創期の手記で例外的な(すなわち、キリスト教的でない)ものの一つが、小宮山嘉一氏(1962年7月入教)によるものである。 小宮山嘉一氏の手記:「7月4 … 続きを読む

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シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」03

シンクレティズム以前:教会草創期(1) 1.崔奉春宣教師と草創期の食口たち 統一教会の教えを初めて日本に宣教したのは、1958年に日本に密航した崔奉春宣教師(日本名:西川勝)であった。崔奉春宣教師による開拓期の状況に関し … 続きを読む

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シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」02

土着化に成功した統一教会、そしてそのマイナス面 一方、同じ東アジアの国でも、隣国である韓国におけるキリスト教の土着化は、相当程度の成功を収めていると言える。韓国統計庁が2005年に発表したところによると、韓国のキリスト教 … 続きを読む

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シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」01

土着化に失敗したキリスト教 キリスト教の「グレート・センチュリー」と呼ばれた19世紀以降、世界史はまさしくキリスト教文化圏の国々によって主導されてきた。19世紀から20世紀にかけて、近代化とはキリスト教文化圏である西洋の … 続きを読む

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新シリーズ「霊感商法とは何だったのか?」のお知らせ

2015年6月6日をもって、毎週土曜日にアップしてきた「日本人の死生観と統一原理」シリーズ(5回)と「宗教と万物献祭」シリーズ(7回)が終了した。そもそも、この2つをテーマとして扱う動機となったのは、統一教会に対する代表 … 続きを読む

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